Skip to main content

Posts

Showing posts from May, 2017

Lemon doughnuts

美しい友人と過ごす午後。 ここ数ヶ月ほど私のプライベートレッスンを受けてくれている友人Ayami。 彼女は私の大切なスパイス魔女仲間でもあるのですが、彼女のベリーダンスのパフォーマンス向上と、ボディメイク、機能改善を目的に毎月一回のペースでコツコツとピラティスを続けてくれています。 この日は、レッスン後に檸檬ドーナッツを作って、少し今後のワークショップの打ち合わせなどもしつつお喋りをゆっくりと楽しみました。 去年の今頃も実は一緒に檸檬ドーナッツの午後を過ごしていたこと を思い出したからこそだったのですが、今回は私の予定が詰まっていたのでAyamiが生地を予め作ってくれていました。 セルクル型でぽんぽんと抜いて、小さな涙型でおへそを作っていく。 ドーナッツは食べることも好きなのですが、やはり作る瞬間が一番好きです。 お互いの近況、今夢中になっていること、心のもやもや、嬉しい報告、何気ないこと… 彼女との時間はゆったり流れ、心地よかったです。 お仕事が一生懸命なのは、当たり前ですが、休息は大事ですね。 その日はなんだかとても身体が休息したがっていたので、家に帰ってからAyamiにもらった塩檸檬ペーストがあったので、熊本県産のトマトと旬の鰆でタジン鍋を作りました。 青背の魚は大好きなので、やわらかな白の新玉ねぎと、真っ赤なベルペッパーもたっぷりと加えて弱火でコトコトと。 コリアンダーの葉がなかったのでわさび菜で代用して緑を。 タジンにはクスクスがつきものですが、今回は十割そばを添えました。 とても美味しくできて、じんわりと元気が蘇ってきました。 Ayamiに分けてもらった生のひじきもサラダに。 歯ごたえがよくていくらでも食べられる気がしました。 やはり、旬のものや新鮮な食材は元気の源ですね。 私は年が明けて以来、めまぐるしい日々で、いつも自分が何処にいるのかわからなくなることがあります。 でも、こうしてやさしい人たちに見守られ、助けられて毎日コツコツ過ごしております。 感謝。 みなさまの初夏が素敵なものでありますように。

Art of Breathing : No.2

ヨガビオラトリコロール のホームページにて先月より連載が始まった私のピラティスコラム「Art of Breathing(Ginger's Pilates, Art, and Breathing for a happy life!)」の第二回目が先月5月26日の新月に更新されております。 ご興味のある方は、ぜひご一読ください。 Art of Breathing (Ginger's Pilates, Art, and Breathing for a happy life!) 第二回「身体」

Make-up tutorial at RUBAN

普段から人前に出るお仕事をしていますが、根は人見知りな私。 自分の顔に自信が持てなくて、いつかきちんと習いたいなぁと思っていたお化粧。 メイクアップアーティストの五味佐和子さんの、 メイクレッスンサロン RUBAN  にて普段使いのお化粧の仕方をお勉強してまいりました。 五味さんとは、去年末にお知り合いとなり、 今年の2月に作品を撮った際 にヘアメイクをお願いしたご縁でした。 五味さんのメイクアップの手が、とてもやわらかくやさしくて、撮影の際にすっかり惚れ込んでしまいました。 今回は、作品撮りの際にメヘンディとジャグアアートを私の身体に描いてくれたAyamiが誘ってくれたので、二人の予定を合わせていそいそと出かけました。 五味さんは私たちが普段使っているメイク用具をそのまま使って、その日からできることをたくさん教えてくださいました。 ノートを書く時間もたっぷり。 参考になるメイク道具や、何を足して何を変えればいいのかも、きちんと教えてくださって大満足。 普段ファンデーションを使わない私に、どういったお化粧方法の改善を施して下さるのか興味津々でしたが、先ずはアイメイクなどのパーツメイクの落とし方から保湿方法までをアドヴァイスしてくださったのが印象的でした。 何事も素地作りが鍵。 レッスンを受けながら、Ayamiが嬉しそうに微笑んでいる姿がとっても印象的でした。 エキゾチックな顔立ちの彼女は、きつめの印象になるのが悩み。 やわらかく、彼女の本来の愛らしさが引き出される『超』引き算メイクの絶妙さに、プロの腕の輝きを見ました。 シャドウもライナーも最小限。 レッスン始めのAyamiはもっと使いたい…という感じでしたが、途中から納得して引き算を楽しんでいた様子。 私も、引き算タイプの顔立ちだと思っていましたが、五味さん曰く『引くのも足すのも大丈夫』とのこと。 なんだか、新しい感覚でした。 それにしても、これまで見たり聞いたりして知っていた知識も、結局は『知っているつもり』だったことがわかりました。 身体の使い方も、同じですよね。 私のささやかでありながらも長年の悩みも解消し、メイク後に大きな鏡で自分自身の顔をみてびっくり。 私、だけれども私ではない。 鏡の中の彼女と目が合うたびに

20 minutes Pilates for beautiful posture

ご縁があって、私の大先輩にお声をかけて頂き、5月10・11・12日の3日間、母の日へ向けて開催さた、W.CONCENTOさんプロデュースによる阪神百貨店さんの『 うめいち女子フェス 』5月の講師を担当させて頂きました。 このイベントは様々なビューティー分野のプロフェッショナルが20分間でそれぞれの得意分野の知識と技術をもって、女性の『きれい』を応援するという催し。 参加費はなんと税込みで100円という、かわいらしいプライス。 私は11日に『背中美人ピラティス』というテーマで講師を担当させて頂きました。 20分間で肩凝りも、リブフレアー(肋骨の飛び出し)も、過剰な力みも、解消するヒントをお伝えしたくて、ちょっぴりスパルタに。 なにしろお客様との20分間は一期一会ですから、すべては無理でも、できる限りのことはして差し上げたい。 でも、エクササイズもほぐしも、自宅やオフィスで出来そうなことばかりをお伝えしたつもりです。 参加したみなさまのお顔の血色が20分前と格段に変わったのが嬉しかったです。 いつもお世話になっているお客様もご参加下ったり、お客様のご家族の方がわざわざご挨拶に来て下さったりと、ありがたい時間でした。 このイベントでご一緒させて頂いた講師陣も素晴らしい先生方ばかり。 懐かしいお顔も拝見できて、心から楽しいと思える時間でした。 どうもありがとうございました。 お写真を(いつの間に?)ステキに撮って下さっていたようで、嬉しいです。 でも集合写真の私、ポーズが途中! 恥ずかしい…笑 まぁ、私らしくていいか! ご参加下さったみなさま、ありがとうございました。 美しい満月の夜にみなさまに出逢えたご縁に感謝です。

MOONLIGHT

Long time no see... お久しぶりです。 Gingerです。 先日発表したコラム Art of Breathing のことで、色々と嬉しいお言葉をいただき、とても嬉しいです。 これまでブログをちまちまと書いて参りましたが、ピラティスのスタジオのためのコラムという、ある程度読み手が限定され、フォーマルな形での発表というものを書かせていただくことは初めてでした。 一体どのくらいの濃度が許容範囲なのか、など様々に思いを巡らせましたが、結果は丸印を頂けたようです。 今後も読みやすく、楽しい記事にしていきたいと思っております。 さて、ブログの方はもう少しお気楽に。(笑) 先日、上映終了間近の映画を鑑賞いたしました。 『MOONLIGHT』 決してeasyな題材ではないものをふんだんに扱いつつ、それらを非難も擁護もするわけでなく、ただ独りの少年が大人になる過程が描かれていました。 記号のように青色がところどころに散りばめられていたのが印象的。 全体的にライティングが青いのですが、わかりやすいもので言えば車や鞄、月の光といったものから、衣装まで。 青色は、主人公の魂の奥に秘められたパワーの象徴のように思えました。 そこに秘められたものは、自由への憧れや愛、勇気、独りで生きるということ。 その力を主人公に与えてくれる登場人物たちもまた、青色を身に纏って現れ、また主人公自身も青色を身に纏う時、変化が起きている。 少年期から青年期、そして大人になるChiron。 それぞれのステージを演じる俳優たちの顔は特に似ていない。 それでも、そこに佇む空気感の印象はずっと同じ。 逆に主人公を取り巻く人々は、きちんと歳を重ねていく。 演出の妙にすっとはまりました。 大人になること。 選択の瞬間の連続。 セクシュアリティ。 触れるということ。 触れさせるということ。 There's no second take in life. Chironという少年の物語を通じて、様々なことを考えた時間でした。 監督のBarry Jenkinsは1979年生まれで私と同い年。脚本の土台となった「In Moonlight Black Boys Look Blue」を書いたTarell Alvin McCra